20代の脱毛=AGAと決めつけるのは危険です。なぜなら若い世代の脱毛にはAGA以外にも様々な原因が隠れている可能性があるからです。これらを混同して誤った対策を続けていても効果が出ないばかりか症状を悪化させてしまう恐れさえあります。代表的なものとして「円形脱毛症」が挙げられます。これは自己免疫疾患の一種でありストレスなどが引き金となって突然円形に髪が抜ける病気です。AGAとは発症メカニズムが全く異なるためAGA治療薬は効果がありません。また「粃糠(ひこう)性脱毛症」や「脂漏性脱毛症」といった頭皮環境の悪化による脱毛も若年層には多く見られます。過剰な皮脂分泌やフケが毛穴を塞ぎ炎症を引き起こすことで抜け毛が増える症状です。この場合まずは皮膚科で頭皮の炎症を治す治療が必要となります。さらに過度なダイエットによる栄養失調や甲状腺機能の異常薬剤の副作用などが原因で起こる脱毛もあります。これらは全身の健康状態と密接に関わっており単なる薄毛治療では解決しません。自分がどのタイプの脱毛症なのかを正確に判断するのは素人には困難です。「ネットで見た症状と似ているからAGAだろう」と自己判断して通販で薬を買うのはギャンブルのようなものです。もしAGA以外の病気が原因だった場合治療の機会を逃し健康被害を招くリスクもあります。20代だからこそまずは皮膚科や専門クリニックを受診し血液検査やマイクロスコープ診断を受けて脱毛の真の原因を突き止めることが大切です。正しい診断こそが最短ルートでの解決への鍵となります。