頭頂部の薄毛が気になり始めるとどうしても隠そうとして髪を伸ばしたり帽子を被り続けたりしがちですが実は逆効果になっていることが多々あります。髪は長くなればなるほどその重みで根元が下に引っ張られトップのボリュームが出にくくなるからです。50代の女性が頭頂部の寂しさをカバーし若々しく見せるための鉄則はずばり「ショートからボブ」へのスタイルチェンジです。髪を短くすることで物理的な重さがなくなり根元が立ち上がりやすくなります。特にトップにレイヤー(段)を入れたひし形のシルエットは視線を上に集めボリューム感を演出するのに最適なスタイルです。美容師に相談する際は「トップをふんわりさせたい」と明確に伝え骨格に合わせたレイヤーを入れてもらうと良いでしょう。毎日のスタイリングにも薄毛を隠すための魔法のようなテクニックがあります。最も重要なのは分け目の作り方です。長年同じ場所で分けているとそこが癖づいてしまい地肌がぱっくりと見えやすくなります。これを防ぐためには分け目をジグザグにとることが有効です。コームの柄などを使って分け目を直線ではなくジグザグに崩すことで地肌の露出を抑え根元に自然な立ち上がりを作ることができます。またドライヤーのかけ方も重要です。髪を乾かす際はいつもの分け目とは逆方向から風を当てたり根元を起こすように指で持ち上げながら温風を当て最後に冷風を当てて形状記憶させたりすることでふんわりとしたボリュームをキープできます。ヘアカラーの色味も見た目の印象を左右します。地肌と髪色のコントラストが強いと薄毛が目立ちやすくなるため真っ黒に染めるよりも少し明るめのブラウンやアッシュ系を選ぶことで地肌との境界線をぼやかすことができます。さらにハイライトを入れることで髪に立体感が生まれ奥行きが出るため薄さをカモフラージュする効果も期待できます。薄毛は隠すものではなくヘアスタイルの一部として上手になじませるものだと考え方を変えてみましょう。プロの手を借りて自分に似合うスタイルを見つけることができれば薄毛の悩みはコンプレックスではなく新しい自分に出会うためのきっかけになるはずです。